コンサルタントの役職名と役職ごとの仕事内容や年収について紹介

「コンサルタントは、役職ごとにどんな仕事をするの?」

「コンサルタントの昇格に必要な年数や、役職ごとの年収はどれくらい?」

という疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を

  • コンサルタントの役職名・階級
  • コンサルタントにおける役職ごとの年収と経験年数
  • 昇格後のコンサルタントによくある悩み

の順番に解説していきます。

コンサルタントの役職と、役職ごとの仕事内容について知りたい人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

コンサルタントの役職名・階級

コンサルタントの役職名・階級について解説します。

コンサルティングファームによって、呼び名が多少異なるので、あくまで一般的な役職名・階級を解説します。

アナリスト(アソシエイト)

アナリスト(アソシエイト)は、新卒や第二新卒者などのほとんどの方が入社して最初に就く役職です。

「リサーチャー」または「スタッフ」と呼ぶコンサルティングファームもあります。

アナリストの仕事内容

アナリストの仕事は、1つ上の役職であるコンサルタントのサポート業務がメインです。

具体的な仕事内容は、リサーチや分析、資料、議事録の作成、プレゼンテーションの準備などです。

仕事量は膨大で、地味な仕事も多いですが、これらの仕事を通じてコンサルタントの基礎となるスキルを身につけていきます。

アナリストに求められるスキル

作成した資料などを基にコンサルタントが仮説の立案などを行うため、アナリストには、正確かつスピーディーに仕事を処理するスキルが求められます。

それらのスキルは、研修や先輩・上司の指導でも身につきますが、自ら学んでスキルを身につけていく積極性もアナリストには求められます。

コンサルタント(シニアアソシエイト)

コンサルタント(シニアアソシエイト)は、マネージャーの指揮下でプロジェクトの実務を担当する重要な役職です。

ある程度の裁量が認められているため、自らの判断で仕事を進めていきます。

コンサルタントの仕事内容

アナリストが作成した資料などを基に仮説の立案、成果物の作成などを行います。

アナリストや後輩への指導、クライアントとの良好な関係の構築、上司であるマネージャーが判断材料として使用するための資料作成、情報収集などもコンサルタントの仕事です。

コンサルタントに求められるスキル

コンサルタントは、アナリストや後輩へ指示を与えながら、自分自身もスケジュールに沿って仕事を進めなければいけないため、マネジメントスキルが必要です。

また、クライアントと良好な関係を構築・維持するためのコミュニケーションスキルも欠かせません。

マネージャー(プロジェクトマネージャー)

マネージャー(プロジェクトマネージャー)は、プロジェクトの責任者です。

クライアントが求める成果物やアウトプットを提供するためのマネジメントを行います。

マネージャーの仕事内容

マネージャーは、QCD(Quality:品質・Cost:費用・Delivery:納品)の観点から、プロジェクトをマネジメントします。

アナリストの資料や情報の品質が低いと、その後の成果物の品質にも影響します。

成果物の品質をコントロールするために、プロジェクトメンバーのマネジメントを行います。

その他に、スケジュール管理やクライアントとの交渉など、仕事は多岐に渡ります。

マネージャーに求められるスキル

マネージャーには、QCDを意識した包括的なマネジメントスキルが求められます。

部下や後輩への指導、予算と納期を守るための工程管理、想定外のトラブルが発生した場合の対応、クライアントと良好な関係を維持するためのコミュニケーションも重要です。

シニアマネージャー

シニアマネージャーは、プロジェクトの他にクライアントとのリレーションシップ、人材の採用・育成、売上についても責任を持つ役職です。

シニアマネージャーの仕事内容

シニアマネージャーは、大規模なプロジェクトの責任者としてプロジェクトを牽引するほか、クライアントとのリレーションシップで新規または継続した案件の獲得を目指します。

また、人材の採用・育成にも責任を持ち、コンサルティングファーム全体に影響を与える重要な仕事を行います。

シニアマネージャーに求められるスキル

シニアマネージャーは、プロジェクトのマネジメントスキルの他に、リレーションマネジメントのスキルも求められます。

具体的にはクライアントのニーズを把握して、最適な成果物やアウトプットを提供できるスキルが必要です。

パートナー(プリンシパル)

パートナー(プリンシパル)は、コンサルティングファームの最高位です。

いちコンサルタントとしてだけでなく、共同経営者または出資者として、コンサルティングファームの経営に関与します。

プロジェクトをはじめ、知財開発や人材の採用など、さまざまな業務を主導する立場でもあります。

パートナーの仕事内容

パートナーにとって、重要な仕事は案件の獲得です。

これまでに培った人脈などを活かして、さまざまな企業の経営者や政府の要人などと関係を構築し、問い合わせや相談があれば、すぐに対応できるよう準備を整え、案件の獲得につなげていきます。

パートナーに求められるスキル

パートナーは、重要なポストに就いている人物との関係の構築・維持が重要です。

そのため、各業界の動向、国際的な政治・経済情勢などの情報について常にアンテナを張り、今後を予測するスキルと相手から信頼される人望が求められます。

また、案件獲得以外にも、経営を担う立場として会社運営や採用、教育などにも関与するため、関連したマネジメントスキルなどが必要となります。

コンサルタントにおける役職ごとの年収と経験年数

コンサルタントの役職別の年収と経験年数を表にしました。

コンサルティングファームによって異なるため、目安としてお考えください。

役職年収経験年数
アナリスト500~600万円0~3年
コンサルタント600~1,000万円2~6年
マネージャー1,000~1,500万円5~12年
シニアマネージャー1,500~2,000万円10~15年
パートナー2,000万円以上15年以上

アナリスト

アナリストは、新卒または第二新卒が最初に就く役職です。

年収は500〜600万円、経験年数は0〜3年ほどです。

国税庁の民間給与実態統計調査によると、全年代の平均年収は443万円でした。

全年代と比較しても、アナリストの年収の高さが分かります。

参考:令和3年分民間給与実態統計調査結果について

コンサルタント

プロジェクトで重要な役割を果たすコンサルタントの年収は、600〜1,000万円ほどです。

成果次第で、20代で年収1,000万円台も不可能ではありません。

コンサルタントの経験年数の目安は2〜6年ですが、経験や成績により、短期間で昇格する人もいます。

また、中途採用者が最初に就くことが多い役職でもあります。

マネージャー

マネージャーの年収は1,000〜1,500万円、経験年数は2〜10年ほどです。

コンサルティングファームによって異なりますが、年収1,000万円台は、ほぼ確実となる役職です。

コンサルタントまでは、プロジェクトメンバーの一員でしたが、マネージャーはプロジェクトの責任者です。

そのため仕事量が多くなり、責任も重くなるハードな役職と言えます。

シニアマネージャー

シニアマネージャーの年収は1,500〜2,000万円、経験年数は5〜15年ほどです。

シニアマネージャーは、大規模なプロジェクトの責任者以外に知財開発や新規案件の獲得、売上向上にも責任を持つ役職です。

1,500〜2,000万円という年収は、シニアマネージャーの重責に見合う報酬だと言えます。

パートナー

コンサルティングファームの最高位である、パートナーの目安となる年収は2,000万円以上、経験年数は7年以上です。

経営に関する責任が重い分、それに見合う報酬が得られます。

競争社会のコンサルティングファームで、パートナーに到達するのは容易ではありません。

しかし、一般企業の社員や役員では得られない高額な報酬が期待できる、魅力のあるポジションです。

昇格後のコンサルタントによくある悩み

昇格後のコンサルタントによくある悩みと、その解決策について解説します。

業務量が一気に増え、残業が多くなる

マネージャー以降はQCDの観点から、プロジェクトの責任者としてプロジェクトの計画立案から始まる業務をすべて自分で管理します。

そのため業務量が一気に増加して、残業も多くなります。

マネージャーは、計画に沿って仕事をするコンサルタントとは異なり、コンサルタントの転換期です。

アナリストやコンサルタントに一部の業務を任せて、自分はマネジメントに注力するなど、仕事の進め方を工夫することで、自分一人に業務が集中することを防ぐことができます。

責任が大きくなり、精神的に潰れてしまう

プロジェクトに対する責任の大きさ以外に、クライアントとプロジェクトメンバーとの間で板挟みになることや、部下や後輩を指導しながら、QCDの観点からプロジェクトを円滑に進めることが求められるため、精神的に押し潰されてしまうことがあります。

このようなことにならないために、昇格後の業務が自分に務まるか、冷静な判断が必要です。

また、自分に合ったストレス発散を試したり、チームメンバーと信頼関係を築き、適度に悩みを共有することで、精神的なストレスにも耐えやすくなります。

まとめ

コンサルタントの役職について解説しました。

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運営メンバーには、フリーコンサルタントの経験者も在籍しています。

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