「フリーランスになってから、後悔しがちなことは?」
「フリーランスに向いているのはどんな人?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- フリーランスについて
- 会社員を辞め、フリーランスになってから後悔しがちなこと6選とその対策
- フリーランスは「やめとけ」「生活ができない」は本当?
- 逆に、フリーランスは「楽しすぎる」と言われる理由
- 会社員・フリーランスそれぞれに向いている人とは?
の順番に解説していきます。
これからフリーランスを目指したい人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
フリーランスについて
フリーランスとは、一つの企業や組織に所属せず、独立して仕事をする人のことです。
自身でクライアントと契約を交わしてプロジェクトに参画し、クライアントに向けて専門知識やスキルを提供します。
フリーランスは、会社員と異なり企業と雇用関係は結ばず、企業と業務委託契約を交わして仕事をすることがほとんどです。
また、フリーランスと混同しやすい言葉として個人事業主がありますが、「フリーランス」が雇用形態を表す言葉であるのに対して、「個人事業主」は税務上や法律上の区分を意味する言葉です。
会社員を辞め、フリーランスになってから後悔しがちなこと6選とその対策
会社員からフリーランスになった人が後悔しがちなことは以下の6つです。
- 収入が不安定
- ローンやクレジットカードの審査が通らない
- オンオフの切り替えができない
- 確定申告などの事務作業や営業活動が多い
- 一人での作業がつらい
- 高単価の案件が取れない
本章ではフリーランスになって後悔することと、その解決策について詳しく解説します。
収入が不安定
会社員は、固定給を採用している企業が多く、そのような企業では毎月一定の収入が発生しますが、フリーランスは労働量や成果物に応じて報酬が変動します。
フリーランスは、収入源となる仕事を分散させることで、受注状況による収入変動の幅を小さく抑えることができます。
例えば、30万円の案件を1つだけ抱えるよりも、5万円の案件を6つ保有するほうが、1つの仕事を失った場合でも、収入の減少を小さくすることができます。
フリーランスは収入変動に備えて、複数の企業と契約を結んでおくことが大切です。
ローンやクレジットカードの審査が通らない
ローンやクレジットカードの申し込み時は、契約者本人の収入や職業をもとに支払能力の有無や支払いの継続性についての審査があります。
フリーランスは会社員よりも収入が不安定であり、社会的信用が低いとみなされて、審査が通らないケースも多くみられます。
会社員からフリーランスになることを考えている場合は、退職前にローンやクレジットカードの申し込みを済ませておきましょう。
どうしても審査が通らない場合は、家族にローンの代理をしてもらうなどの選択肢があります。
オンオフの切り替えができない
フリーランスは自由に働けるのがメリットである一方、仕事のオンオフの切り替えに悩む人も少なくありません。
特に在宅フリーランスの場合は、自宅での作業がメインになるため、仕事とプライベートの境目が無くなってしまうことも多いでしょう。
オンオフの切り替えができないと、だらだらと働いてしまったり、心身を休められずストレスをため込んでしまったりする可能性があります。
フリーランスがオンオフの切り替えを上手く行うためには、あらかじめ自分で作業時間を決めて、適度に息抜きしながら働くことが大切です。
時間にメリハリのある仕事を意識することで、高いモチベーションを持って作業を続けられるでしょう。
確定申告などの事務作業や営業活動が多い
会社員の場合は「経理部」「営業部」のように、仕事を進める上で必要な業務が部署ごとに割り振られています。
しかしフリーランスは個人で仕事を行うため、事務作業から営業活動まですべて自分でこなさなければいけません。
必要な仕事の幅が広くなり、「会社員の方がやりやすかった」と後悔する人も多いです。
フリーランスとして収入が増えたら、確定申告を税理士に依頼したり、請求書作成などの事務を外注したりすることも検討しましょう。
また、案件の獲得をサポートして欲しい場合は、フリーランス向けの案件マッチングサービスの活用もおすすめです。
一人での作業がつらい
フリーランスは組織に属さずに仕事をするため、気軽に仕事の話ができる仲間が近くにおらず、孤独を感じる人もいるでしょう。
特に女性のフリーランスは、孤独感に悩むことが多く、仕事の相談をできる相手がおらずストレスをため込んでしまうケースがよくあります。
一人で仕事するのがつらい人は、フリーランスのオンラインサロンやオフ会などに参加してみましょう。
フリーランス仲間を作れば、フリーランスならではの仕事の悩みを相談できる相手を見つけられるはずです。
高単価の案件が取れない
フリーランスは、自分の実力・経験不足により低単価な案件ばかり抱えてしまい、全体的な労働時間に対して報酬が見合わないこともあるでしょう。
また、高単価な案件のジャンルや領域を見定められないまま、手近な案件を受注してしまい、単価アップが望めずに悩むケースもよくあります。
このような状況では、会社員の頃より労働量が多いのに収入は低く、後悔してしまうことも少なくありません。
高単価案件を探すときは、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。
フリーランスエージェントを活用すれば、自分のスキルや経験に合った高単価な案件を見つけやすくなるでしょう。
フリーランスは「やめとけ」「生活ができない」は本当?
フリーランスは、自分のスキルや経験次第で、会社員時代より高収入を得ることが可能です。
しかし、収入が不安定、高単価案件が取れないなど、前章の内容と同じ原因で「やめとけ」「生活ができない」と言われることもあります。
会社員のうちに可能な限り貯金をしておく、副業から始めて安定的に稼げるようになってから独立するなどの事前準備が大切です。
逆に、フリーランスは「楽しすぎる」と言われる理由
フリーランスは自分の好きな仕事ができて、好きな時間に働けるという点で「楽しすぎる」と感じる人も多くいます。
ただし、仕事内容や働き方が自由であることと、楽に稼げることはイコールではありません。
前章でも述べた通り、フリーランスは「きつい」と感じる人もいるでしょう。
準備不足な状態でフリーランスになると「こんなはずではなかった」と後悔してしまうかもしれません。
将来フリーランスとして独立を考えている人は、自分が目指す分野の知識やスキルを高めておく、会社員の傍らで副業を始めて、自分で稼ぐことを経験しておくなどの事前準備を行うことで、フリーランスとして働きやすくなるでしょう。
会社員・フリーランスそれぞれに向いている人とは?
本章では、会社員に向いている人とフリーランスに向いている人の特徴をそれぞれ解説します。
会社員を続けるかフリーランスになるか迷っている人は、参考にしてください。
会社員に向いている人の特徴3選
会社員に向いている人の特徴は以下の3つです。
- 安定を好む
- 共同作業が得意
- 上司や先輩の指示に、素直に従える
1つずつ紹介していきます。
安定を好む
自分のやりたい仕事や就業時間をコントロールすることよりも、収入や生活が安定していることを重視したい人には、会社員が向いている傾向があるといえます。
固定給を採用している企業に務める会社員は、基本的に定められた仕事をこなすことで毎月一定の給料を受け取ることができます。
収入や勤務形態についての安定性を求める人は、会社員が向いているといえるでしょう。
共同作業が得意
個人プレーよりもチームプレーが得意な人は、会社員に向いている傾向があります。
会社員は、同じ会社の同僚や上司と連携して仕事を進めることが多いです。
チームのメンバーと共同で仕事を進めることにやりがいを感じるなら、会社員を続ける方がおすすめといえるでしょう。
上司や先輩の指示に、素直に従える
会社員は、上司や先輩の指示に従って仕事を進めることが少なくありません。
特に会社に入りたての新人の頃は、仕事に慣れていなかったり、業務の視野が狭かったりするケースが多いため、上司や先輩の指示に素直に従って業務を進めることで、仕事がはかどることが多々あります。
フリーランスが向いている人の特徴3選
フリーランスが向いている人の特徴は以下の3つです。
- オンとオフを分けられる
- 自立心がある
- 自己投資が好き
順番に見ていきましょう。
オンとオフを分けられる
仕事とプライベートの切り替えが上手くできる人は、フリーランス向きといえるでしょう。
フリーランスは、自分で自由に仕事の時間や場所を決められることが多い一方で、公私混同しやすいことがデメリットです。
働く時間を決める、仕事スペースを決めるなど、意識してオンオフを線引きするための工夫をすることが大切です。
自立心がある
フリーランスは自立心を持って、仕事の進め方や方針を考え、収入を得る必要があります。
会社員は、上司や先輩がやるべきことを指示して導いてくれることが多いでしょう。
フリーランスは高単価な仕事を得るためにも、自ら積極的に行動を起こし、スキルや知識を高める努力をすることが大切です。
自己投資が好き
フリーランスとして生活をしていくためには、自己投資が必要不可欠です。
フリーランスは、自分の携わる業界や関連する分野について、常に新しい情報をキャッチアップすることが求められます。
自分のスキルのために努力することやコストをかけることを惜しまない人は、フリーランス向きといえるでしょう。
まとめ
フリーランスは、自分の得意分野を活かしてクライアントに貢献し、報酬を得る働き方です。
フリーランスになって後悔しないためにも、スキルや経験を十分に積んでから独立することをおすすめします。
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