コンサルタントの転職先とは?転職を成功させるコツも紹介!

「コンサルタントの転職先はどこが良い?」

「コンサルタントの転職先はどうやって選ぶべき?」

という疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を

  • コンサルタントの転職先
  • コンサルタントが転職して後悔・失敗するポイント
  • コンサルタントが転職を成功させるコツ

の順番に解説していきます。

現役コンサルタントで転職を検討している人に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

ポストコンサルのキャリア

ポストコンサルとは、コンサルティングファーム出身者を指す言葉です。

ポストコンサルは市場価値が高い人材として、転職後は事業責任者や経営幹部といったキャリアを歩むことも多いのが特徴です。

コンサルティングファームで培った「問題解決能力」や「論理的思考力(ロジカルシンキング)」は、転職市場で高く評価されます。

これらは一般企業の経営領域など、重要なポジションでも活かせるスキルといえます。

そのため、ポストコンサルは企業の経営や事業改革に携わるポジションに転職するケースが多いのです。

コンサルタントの転職先

コンサルタントの主な転職先は以下の通りです。

  • ベンチャー・スタートアップ企業
  • PEファンド
  • 外資系企業
  • 日系大手企業
  • 総合商社
  • 他のコンサルティングファーム
  • フリーランスのコンサルタント

本章では、コンサルティングファーム出身者やコンサルタント経験者の転職先について、詳しく解説します。

今後、コンサルタントの経験を活かして転職を検討している人は参考にしてください。

ベンチャー・スタートアップ企業

ベンチャー・スタートアップ企業は、ポストコンサルとして活躍できる転職先の1つです。

大企業に比べて裁量を持って働きやすく、幹部ポジションに転職できるケースも多いでしょう。

自分の仕事が会社や事業の成長・拡大に直結するため、やりがいを重視するコンサルタントにおすすめの転職先といえます。

PEファンド

コンサルタントとして経験を積み、PEファンドに転職する人も多くいます。

PEファンドへ転職すれば、コンサルティングファームよりも抜本的かつ長期的に投資先企業の経営改革に携われることがメリットです。

また、PEファンドには投資によってファンドが得た利益の一部をメンバーに分配する「キャリードインタレスト」という報酬制度があります。

投資先企業の業績が上がれば、キャリードインタレストとして支払われる報酬も増えるでしょう。

よってPEファンドへ転職することで、年収アップも狙える可能性があります。

外資系企業

コンサルティングファーム出身者やコンサルタント経験者は、外資系企業へ転職する選択肢もあります。

年収の高さだけでなくワークライフバランスを重視したいコンサルタントにおすすめの転職先です。

コンサルティングファームで培ったスキルを活かしつつ、働き方を見直したいと考えている人におすすめです。

日系大手企業

ポストコンサルとして日系大手企業へ転職する人も増えています。

近年はDX推進に注力している日系大手企業が多いため、DXやIT領域における知識やスキルのあるコンサルタントのニーズが高くなっています。

また、多くの日系大手企業は働き方改革として有給休暇の取得や残業時間の削減に取り組んでいることも特徴です。

転職によりワークライフバランスを整えたいコンサルタントにも向いている転職先といえるでしょう。

総合商社

コンサルティングファームから総合商社へ転職する人が増加しています。

以前の総合商社では、新卒採用をメインに行っていました。

しかし近年は、M&AやDX推進など経営改革のため、専門知識や経験がある人材を積極的に採用しています。

またポストコンサルとして転職する場合、新卒のように希望する部署に配属されないリスクを負うことも少ないでしょう。

総合商社で自分の専門分野やコンサルタントの経験を活かして働きたい人におすすめの転職先です。

他のコンサルティングファーム

コンサルティングファームから他のコンサルティングファームへ、いわゆる「ファームtoファーム転職」をする人も多くいます。

別の領域を担うコンサルティングファームに転職するケース、あるいは同じ領域のファームでポジションアップを狙うケースもあります。

ファームtoファーム転職は即戦力として働ける、業界の雰囲気に馴染みがある、年収が大きく変動しないなど、メリットが多いでしょう。

フリーランスのコンサルタント

コンサルティングファームからフリーランスコンサルタントとして独立する人もいます。

自分の得意分野や専門知識に絞って案件を受注できることがメリットです。

また、上司とクライアント企業の板挟みになることが無くなり、顧客の利益を最優先にした活動をしやすくなるでしょう。

コンサルタントとしてのやりがいを維持しつつ、クライアント企業の課題解決に集中したい人におすすめです。

コンサルタントが転職を考えるタイミング

コンサルタントが転職するベストなタイミングは、転職先によって異なります。

例えばファームtoファーム転職の場合、コンサルタントとしての市場価値が高いマネージャーへの昇格時がおすすめです。

ただし自分の専門領域をシフトチェンジしたい場合は、昇格前の早い段階で転職を検討しても良いでしょう。

一方、事業会社の求人はコンサルティングファームである程度の実績がある人材を採用条件としている場合が多いです。

事業会社への転職に興味があるなら、コンサルティングファームで3年以上経験を積み、20~30代の若いうちに行動することがおすすめです。

コンサルタントが転職して後悔・失敗するポイント

コンサルタントが転職して後悔・失敗しがちなポイントは以下の3つです。

  • 年収を決め手にしてしまう
  • 自分の経験やスキルを活かすことができない
  • 転職先のカルチャーが合わない

本章ではこれらのポイントについて詳しく解説します。

年収を決め手にしてしまう

年収を決め手にコンサルタントから転職すると、後悔してしまう可能性があります。

年収重視で転職すると、仕事内容が自分のやりたいことと異なる、あるいは自分の実力が追いつかず、つらい思いをする人もいます。

転職活動を始める前に自分のやりたいことや目指す姿を具体的にイメージし、目的やゴールを明確にした上で動き始めましょう。

自分の経験やスキルを活かすことができない

転職先で自分の経験やスキルを活かせないと、結果を出せず評価が下がってしまうケースもあります。

経験や知識のある業界・領域内で転職しても、求められる知見やスキルが前職と異なるケースは少なくありません。

転職先を決めるときは、今まで培ったスキルや経験を棚卸しした上で、本当に自分が活躍できるポジションか慎重に判断しましょう。

また、コンサルタントはクライアントのビジネス支援がメインです。

そのため、自分で事業を行いたい人は一般企業の事業開発ポジションに転職するケースもあります。

転職先のカルチャーが合わない

コンサルタントからの転職で、転職先の企業のカルチャーが合わず後悔してしまう人もいます。

例えば、コンサルティングファームと事業会社では、プロジェクトの管理方法やスパン、職場の雰囲気などが異なる場合もあります。

そのため、コンサルティングファームから事業会社に転職後、プロジェクトのスピード感などにギャップを感じる人が少なくありません。

思うように成果をあげられず、評価が下がってしまうケースもあります。

コンサルタントが転職を成功させるコツ

コンサルタントが転職を成功させるためには、以下2つのポイントを押さえておきましょう。

  • キャリアプランを立てる
  • 転職エージェント・案件マッチングサイトを利用

本章の内容を参考に、後悔のない転職を目指してください。

キャリアプランを立てる

コンサルタントから転職する前に、今後のキャリアプランを立てておきましょう。

今までにないバリューを発揮できる領域やテーマを模索することが重要です。

ポストコンサルとして事業会社へ転職するなら、自分の知識や経験をどのように活かし、何を実現したいかを明確にしましょう。

キャリアプランを具体的に立てて、何のために転職するか明らかにしておけば、後悔しない転職が実現できるはずです。

転職エージェント・案件マッチングサイトを利用

コンサルタントの転職を成功させるには、転職エージェントや案件マッチングサイトの利用がおすすめです。

コンサルティングファームやポストコンサルの求人は、すべてが一般に公開されているとは限りません。

転職エージェントや案件マッチングサイト経由でないと応募できないものもあります。

転職先の選択肢を広げたいなら、ぜひコンサルタント特化の転職エージェントや案件マッチングサイトに登録しておきましょう。

また、そのようなサービスでは、求人や案件紹介だけでなく、キャリア相談や業務相談が可能なものもあるので、ぜひ活用していきましょう。

おすすめの案件マッチングサービス"MICHINORI"

まとめ

コンサルタントの主な転職先は以下の通りです。

  • ベンチャー・スタートアップ企業
  • PEファンド
  • 外資系企業
  • 日系大手企業
  • 総合商社
  • 他のコンサルティングファーム
  • フリーランスのコンサルタント

転職してから後悔しないためには、具体的なキャリアプランを立て、コンサルタントとしての経験やスキルを活かせる転職先を選ぶことが大切です。

MICHINORI』はフリーランスコンサルタント向けのマッチングサービスとして案件紹介からフォローまでトータルサポートを行っています。

転職を考えているコンサルタントに向けて、案件紹介だけでなくキャリア相談やマッチングの伴走が可能です。

コンサルタントとしての転職先や今後のキャリアに悩んでいる人は、ぜひご相談ください。

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