「コンサルティングファーム出身じゃなくてもフリーランスのコンサルタントになれるの?」
「コンサルタントってどうやったらなれるの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- フリーランスのコンサルタントとは?
- フリーランスのコンサルタントのメリット
- フリーランスのコンサルタントのデメリット
- フリーランスのコンサルタントになるには
の順番に解説していきます。
フリーランスのコンサルタントについて興味がある人に役立つ記事になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
フリーランスのコンサルタントについて
フリーランスのコンサルタントとは?
フリーランスのコンサルタントは企業に属さずに、コンサルティング業を行う人のことを言います。
コンサルティング業とは、契約したクライアントの課題解決を行います。
コンサルタントには、経営コンサルタント、戦略コンサルタント、ITコンサルタント、人事コンサルタントなどの種類があります。
他にも、製造業や観光業専門など特定の業界に特化したコンサルタントなどさまざまです。
それぞれで内容は違いますが、経験を活かしてクライアントの課題解決に貢献できる仕事となっています。
フリーランスのコンサルタントが増えている背景
コンサルタントの大きな魅力は高い収入です。
前職の収入にもよりますが、一般的に転職前年収から1.2〜2倍に増加するケースが多く存在し、その数値はそのコンサルタントの専門領域によっても異なります。
ITコンサルタントや戦略コンサルタントなど、多くの専門領域のコンサルタントで、年収が1,000万を超えるケースがみられます。
フリーランスのコンサルタントのメリット3選
得意分野の案件ができる
コンサルティングファームに所属するコンサルタントは、基本的にコンサルティングファームで受注した案件を内部で割り振って業務を進めます。
そのため、自分にまわってくる仕事を自由に選ぶことは難しいでしょう。
一方フリーランスのコンサルタントは、自分で契約をコントロールしやすいため、得意な分野の案件に指定することができます。
柔軟な働き方ができる
フリーランスのコンサルタントは、業務の内容だけでなく自身の働き方も自分で設計することができます。
案件にもよりますが、会社員時代とは異なり就業時間を自分で調整しやすいため、自由な時間に仕事をすることができたり、会社勤務ではないので、オフィスなどに限らず自由な場所で働いたりすることができます。
自宅から通いやすい場所や自分が集中して仕事がしやすい時間に仕事をして効率的に働くことができます。
ワークライフバランスを調整できるので、家族との時間などを作りやすいこともフリーランスの魅力と言えます。
低い単価で調整ができる
フリーランスのコンサルタントの強みは、案件の単価にも現れます。
コンサルティングファームで案件を受ける時よりも、会社の諸経費を乗せずに受注することができます。
例えば、総務、人事、経理などにかかる経費を上乗せしないため、低い単価に価格調整して受注することも可能です。
またフリーランス初期では、単価の低い案件を多く受けることで、いち早く実績を作ることもできるでしょう。
フリーランスのコンサルタントのデメリット3選
景気変動の影響を受けやすい
フリーランスのコンサルタントのデメリットとして収益が景気変動の影響を受けやすいというものがあります。
企業に所属しないため、収益は完全に自分が獲得した案件の報酬に依存します。
コンサルティング費用は、景気の悪化で企業業績が悪くなると、少なくなってしまうリスクがあります。
新規で取る契約も金額が小さくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。
案件の営業や選定が必要になる
コンサルティングファームに所属しているコンサルタントは、案件を与えられるところからが基本的には業務のスタートになりますが、フリーランスは契約した業務の実行だけではなく、契約を取るまでの営業活動やクライアントの選択も自分で行う必要があります。
そのため、営業スキルやクライアントを選ぶスキルが必要になります。
営業で新規の契約が取れないと、どんどん収入が減ってしまうといった、収入面の不安定さがあります。
また、営業だけなく総務や経理の業務も行う必要があり、確定申告なども自分で行う必要があります。
初期の単価は低い傾向にある
フリーランスのコンサルタントは、コンサルティングファームに所属するコンサルタントに比べて実績がないため、最初は信用がなく契約の単価が低くなりやすい傾向があります。
そのため、実績を作り信用を獲得していく必要があります。
単価が低いだけでなく、最初は契約を取ることにもハードルがあるため、フリーランスを始めたての時期は辛抱強く仕事をしなければなりません。
契約を獲得しながら、実績やスキルを付けていきましょう。
フリーランスのコンサルタントになるには
フリーランスのコンサルタントになる方法
フリーランスになる方法をいくつか紹介していきます。
ぜひ、自分に合った方法を試してみてください。
コンサルマッチングサイトを利用
フリーランスのコンサルタント向けのマッチングサービスを利用して、案件を獲得することができます。
マッチングサービスの利用は、契約の獲得だけでなく妥当な案件を用意してくれるため、自分に合った単価の案件に出会えるなどのメリットがあります。
マッチングサービスは、たくさん存在しそれぞれに得意な分野やサービスの強みがあるので、その中から自分に合ったサービスを選んで使用する必要があります。
取り扱っている案件の種類・ジャンルや勤務条件などを比較して、どのサービスを使うべきか決めましょう。
クラウドソーシングを利用
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業が不特定多数に向けて業務の発注をする仕組みをいいます。
そこから案件を探して受注することで仕事を見つけることができます。
簡単に仕事が見つかるだけでなく、基本的に先方との手続きがオンライン上で完結するため、場所や時間の制限を受けずに仕事ができることも魅力です。
案件を探す手段としてぜひ取り入れてみてください。
SNSを活用する
SNSを活用して案件を獲得することも営業の方法としてあります。
こちらは、案件を見つけるというよりは、自分を宣伝して案件を持ち込んでもらう方法になります。
そのため、ある程度実績がついてからの方が、案件の依頼が来ることでしょう。
また、SNS運用を自分で行わなくてはいけないため負担になってしまうかもしれません。
ただし、効率的にプロモーションができることやコストが高くつかないことは魅力的です。
SNSのスキルがある人は、積極的に活用してみてください。
人脈を活用する
人脈を活用することも大切です。
もしも前職などで、案件をもらえるような人脈があれば、積極的に活用するべきです。
それだけでなく、仕事をしていく中で人脈を作ることもできます。
お客さんづてで新しい案件を紹介してもらうことや、同業者との人脈を作って案件を紹介してもらいましょう。
未経験からフリーランスのコンサルタントになれる?
未経験でもフリーランスのコンサルタントになることはできるのか、という不安をお持ちの人もいるでしょう。
結論、未経験の人でもフリーランスのコンサルタントになることはできます。
ただ、特定の領域に関する経験や実績が豊富にあったり、事業会社で多くのプロジェクト推進を行ったりなどの経験がないと厳しいところがあります。
未経験から転職する場合、それらの実績作りや、コンサルタントへの準備を進めるようにしましょう。
フリーランスのコンサルタントが年収を高めるコツ
フリーランスのコンサルタントとして年収を高めるコツを3つご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
スキルアップを続ける
フリーランスのコンサルタントは、個人のスキルに案件のレベルが依存します。
そのため、高い報酬の案件を受けるためにスキルアップが必要になります。
担当する案件の最新情報も取り入れていくことで、より良い提案につなげることができます。
得意な分野を見つける
自身の得意な分野を見つけることも大切です。
得意な分野が見つかることで、案件が進めやすくなるだけでなく、営業も行いやすくなります。
分野を絞ることで実績を積みやすくなり、案件の単価も高くなりやすいです。
ぜひ、ご自身が得意とする分野を見つけて効率的に案件を進めましょう。
コンサルタントに特化したマッチングサイトを利用する
フリーランスのコンサルに特化したマッチングサイトを利用して案件を探すことで、自分に合う案件を受けることもおすすめです。
マッチングサービスの利用は、マッチングによって単価が妥当な案件に出会えるなどのメリットがあります。
マッチングサービスはたくさん存在し、それぞれに得意な分野やサービスの強みがあるので、その中から自分に合ったサービスを選んで利用してみてください。
まとめ
ここまでフリーランスのコンサルタントについて、仕事の内容からメリット・デメリット、案件獲得の方法を述べてきました。ぜひ参考にしてみてください。
「MICHINORI」では、フリーランスのコンサルタントに向けて、豊富な案件紹介だけでなく、運営メンバーが現役コンサルタントだからこそできる継続的なサポートによって安心してサービスを受けることができます。
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