「コンサルタントが起業しやすいのは本当だろうか?」
「コンサルタントとして起業するメリットはあるのだろうか?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
- コンサルタントとして起業するメリット
- コンサルタントとして起業が向いている人
- コンサルタントが起業した際の失敗例
の順番に解説していきます。
コンサルタントとして起業したいと考えている人には役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
コンサルタントは起業しやすい?
コンサルタントという職業は、起業しやすいと言われています。
その理由は、仕事柄、経営者目線に立って物事を考える能力が身についているからです。
コンサルタントとして働いていると、論理的思考力を高められ、クライアントの経営者と同じ目線で戦略を考える経験を積むことができます。
そのため、コンサルタント自身が起業する場合、確実に稼げそうなビジネスモデルを作れる人が多いと考えられているのです。
さらに、コンサルティングの仕事をする上で、さまざまな企業と関わる機会が得られます。
中には、経営陣と仕事をするといった経験を持つ人は少なくないでしょう。
コンサルタントの起業において、関わった企業・人との人脈を活かせる、というメリットもあります。
コンサルタントとして起業するメリット
ここからは、コンサルタントとして起業する際のメリットを4つ紹介していきます。
これからコンサルタントとして起業を考えている人は、チェックしてみてください。
【コンサルタントとして起業するメリット】
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資金的なコストが安い
コンサルタントは、比較的安いコストで起業を始められる職業です。
例えば飲食店を起業する場合、店舗やマシンなどの設備、食材などさまざまな費用がかかります。
それに比べてコンサルタントは、最低限パソコン一つあればできる仕事です。
そのため起業する際の資金的なコストが低く、リスクも低いと言えるでしょう。
利益率が高い
コンサルタントの仕事は、コストが低いため、利益率が高い傾向にあります。
事務所や広い場所がなくても仕事ができるため、起業した場合でも固定費を抑えることができます。
少ない原価で売上を上げられるため、利益率が高いと言えるのです。
収益化しやすい
コンサルタントとしての起業には、収益化しやすいというメリットがあります。
コンサルタントという仕事は、本業となるコンサルティング以外にも収益化の方法が多いことが特徴です。
例えば、コンサルティングについてのセミナーを開いたり、教材として自身の持つノウハウを販売したりなど、あらゆる方法で収益化が可能です。
免許や資格が必要ない
コンサルタントと名乗るのに、特別な免許や資格は必要ありません。
そのため、自分が専門とする分野のコンサルタントだと名乗れば、コンサルティングを行うことができます。
免許や資格が必要ないため敷居が低い職業だと思われてしまうかもしれませんが、コンサルタントは立派な専門職です。
クライアントを成功に導き評価を得るためには、相応の知識レベルやスキル、大きな成果が求められるため、さまざまな方面で自身のレベルを高める必要があり、生半可な気持ちで挑戦すると失敗する可能性もあります。
コンサルタントとして起業が向いている人
コンサルタントは起業しやすく、起業する際のメリットが多くありますが、誰でも成功できるわけではありません。
ここからは、コンサルタントとしての起業が向いている人を紹介します。
なぜ起業に向いているのか、能力をどのように活かせるかといった理由をあわせて紹介するので、参考にしてみてください。
【コンサルタントとして起業が向いている人】
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営業力や提案力、問題解決力が高い
起業してビジネスを獲得するには、営業や提案が必要です。
そのため、営業のやり方や自身のビジネスを相手に提案して伝える能力が必要不可欠です。
またコンサルタントの仕事では、企業のあらゆる課題・問題・悩みに直面します。
そのため、コンサルティングをする上で、高い問題解決能力は欠かせません。
企業が解決できていない課題について、第三者目線から分析し、自身のコンサルティングによって問題を解決へ導く必要があります。
集客に長けている
コンサルタントとして起業するなら、集客能力に長けていると仕事を獲得しやすくなります。
起業した場合、「自分でなかなか案件を獲得できない」というケースは多く見られます。
案件を獲得できないと、いつまで経っても仕事を始められません。
起業を成功させるには、広告を活用したり、セールススキルを磨いたりして集客できる能力を身につける必要があります。
客観視して分析できる
コンサルタントに求められるのは、客観視して分析できる能力です。
分析力は、コンサルティングの際にクライアントを客観的に分析し、現状を把握する業務で必要となります。
加えて、コンサルタントとして起業する場合は、自身のことも客観視することが大切です。
コンサルタントとしての自身の能力や特徴を客観視することで、より自身の強みを活かした課題解決のサポートができるようになるでしょう。
PMの経験がある
起業した後、メンバーを増やしていく際には、PM(プロジェクトマネージャー)などのマネジメント経験が役立つでしょう。
起業後のみならず、コンサルティング業務においてもマネジメント経験は活用できます。
PMをはじめとするマネジメント経験がある人は、コンサルタントとしても、起業した際の組織管理においても、自身の経験を活用できると言えるでしょう。
コンサルタントが起業した際の失敗例
コンサルタントは起業しやすいと言われるものの、失敗してしまう人は少なくありません。
ここからは、コンサルタントが起業した際の失敗例を紹介するので、これから起業を考えている人はぜひ目を通してみましょう。
【コンサルタントが起業した際の失敗例】
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資金の見積もりが甘い
コンサルタントは、比較的低コストから始められる仕事です。
しかし、資金の見積もりが甘いと、起業が失敗に終わってしまう可能性があります。
固定費などの初期投資は少ないものの、ビジネスを続けるためには運転資金が必要です。
資金の見積もりが甘いと、途中で必要な資金が底を尽きてしまう恐れがあります。
また、運転資金を賄える売上を出せない期間が続くと、黒字倒産など資金繰りに影響を及ぼしてしまうかもしれません。
ビジネスを続ける上で、何にどのくらいのコストがかかるのかなど、先を見据えた資金の見積もりを心がけましょう。
事前準備が不足した状態で起業する
コンサルタントが起業する場合、非常に大切なのが事前準備です。
事前準備が不足している状態で起業してしまうと、多くの場合失敗につながります。
説明の通り、コンサルタントは必要な費用や物資が少なく、起業へのハードル自体はそれほど高くありません。
しかし、市場のリサーチやテストなどの準備を怠ると、起業での成功が難しくなってしまいます。
市場が本当にあるのか、本当に売れるか、成功モデルがあるビジネスか、など事前に入念なリサーチや準備をした上で、起業に向けて準備すると良いでしょう。
まとめ
コンサルタントは起業しやすく、収益化の方法が多くあるため、ビジネスで成功する可能性は大いにあります。
しかし、コンサルタントの起業にはさまざまな能力が必要となり、誰でも起業が成功するわけではありません。
起業を検討する際は、メリットとあわせて失敗するリスクをきちんと理解した上で、挑戦してみましょう。
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「MICHINORI」の運営メンバーは、現役コンサルタントや長くフリーコンサルタントとして活動してきたメンバーも在籍しています。
そのため、コンサルタントの起業に関することはもちろんのこと、その他の悩みに対して、経験に基づく相談やアドバイスが可能です。
コンサルタントとしての起業を目指している人は、手厚い支援を行う「MICHINORI」をチェックしてみてください。