コンサルタントはなぜ人気が高いのか?人気の理由とキャリアパスを解説

「コンサルタントの人気が高い理由は?」
「コンサルタントには、どんなキャリアパスがあるの?」

という疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を

  • コンサルタントはなぜ人気が高いのか?
  • コンサルタントのキャリアパス
  • フリーランスコンサルタントのメリット4選

の順に解説します。

コンサルタントへの就職・転職を考えている人に役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

コンサルタントはなぜ人気が高いのか?

コンサルタントの人気が高いのは以下の5つの理由が考えられます。

幅広い経験を積める

コンサルタントは、さまざまな業種・業界の企業と仕事をする機会が多く、また、少数精鋭のチームで仕事をするため、新卒1~2年目でも幅広い経験を積むことができます。

経営に直結する案件が多く、クライアントの要求や課題解決の難易度は高くなるため、ハードワークになりがちですが、その分、速いスピードで成長できる環境が整っていることがコンサルタントの人気の1つと考えられます。

優秀な人材と一緒に働ける

クライアントの新規事業の立ち上げ、業務改革、経営改善など、経営に直結する案件が多く、これらを成功に導くためにコンサルタントは優秀な人材が多く、クライアント側も経営層やエース級の人材を揃えるため、良い刺激を受けながら仕事ができます。

ビジネスマンとして優秀な人材と一緒に働けることは貴重な経験です。

優秀な人たちの行動・発言には必ず意味があります。

行動や発言、思考法などを間近で見ながら働くことで自身がビジネスマンとして成長するためのヒントが得られます。

転職・起業がしやすい

一般企業、特に大手企業の場合、担当業務が細分化されていることが多く、全体の一部の業務しか経験できないことがあります。

業務内容によっては、その企業内でしか通用しない経験・スキルしか身につかないことがあります。

しかし、コンサルタントは案件によって、さまざまな経験・スキルが身につきます。

組織に頼らない経験・スキルが身につくため、将来のキャリアの選択肢が広く、転職や起業がしやすくなります。

高収入を期待できる

コンサルタントは他の業種・業界と比べて、高収入を期待できることが有名です。

新卒者はアナリストと呼ばれる役職から始まりますが、新卒1年目から年収500万円程が期待できます。

アナリストの1つ上の役職のコンサルタントになると、成果次第で年収1,000万円台を目指すことも可能です。

コンサルティング業界は実力主義の世界です。

成果や実績を残せば、それに見合った報酬が得られることもコンサルタントの人気が高い理由の1つです。

将来性が高い

コンサルティング業界は、その将来性の高さも人気が高い理由です。

日本のコンサルティング業界の市場規模は2021年度1兆5,761億円、これは2017年度と比べて1.6倍ほど、市場規模が拡大しています。

市場規模が拡大したのは、企業のDX化などIT分野の需要拡大が主な理由ですが、IT分野は今後も高い需要が見込まれています。

そのため、コンサルティング業界の将来性も高く、コンサルタントとしての経験・スキルがあれば、転職や起業、フリーランスなどのキャリアパスの選択肢も多くなります。

コンサルタントのキャリアパス

コンサルタントはキャリアパスの選択肢が多岐に渡ります。

ここでは、コンサルタントの5つのキャリアパスについて紹介します。

所属するコンサルティングファームでの昇進

1つ目は所属するコンサルティングファームで昇進を目指すことです。

コンサルタントの役職名はコンサルティングファームによって若干、異なりますが、アナリスト→コンサルタント→マネージャー→シニアマネージャー→パートナーの順で上がっていきます。

コンサルタントの昇進は年功序列ではありません。

成果の有無で決まる実力主義の世界です。

成果次第で同期や先輩よりも先に昇進できるだけでなく、最短でも10年はかかりますが最高位のパートナーを目指すことも可能です。

他のコンサルティングファーム

収入や役職の面で好待遇が期待できるコンサルティングファームや、今よりも高いレベルの仕事ができるコンサルティングファームへの転職、もしくは実力が認められて声をかけられることもあります。

転職理由はさまざまですが、コンサルタントとして身につけた経験・スキルを活かして働けて、収入アップや昇進も期待できる他のコンサルティングファームへ転職することはコンサルタントのキャリアパスとして珍しいことではありません。

事業会社

事業会社とは、何らかの事業で利益を上げている会社のことです。

コンサルタントのキャリアパスに含まれる事業会社は主にベンチャー企業、大手日系企業、外資系企業などです。

ベンチャー企業は上昇志向がある人材、外資系企業はコンサルティング業界と同じ成果を残せる人材、大手日系企業はグローバル化、業務改革に適した人材と求める人材は異なりますが、いずれもコンサルタント経験者が経験とスキルを活かして働ける環境が整っています。

収入も大幅に落ちる可能性が少なく、コンサルタントよりもワークライフバランスに優れたホワイトな環境で働けることも事業会社への転職を選択するメリットです。

起業

起業することもコンサルタントのキャリアパスでは珍しくありません。

コンサルタントは新規事業の立ち上げや経営課題の解決など、経営に直結する案件に従事することが多く、これらの経験とスキルを活かせるためです。

また、コンサルタントはさまざまな業種・業界の企業と仕事をすることが多く、幅広い人脈を構築できます。

中には起業するための人脈作りや経営のノウハウを得るためにコンサルタントになる人もいます。

フリーランス

フリーランスのコンサルタントもキャリアパスの1つです。

フリーランスのコンサルタントは後ろ盾がないので不安を感じるかもしれませんが、コンサルタントは製造業などと違い初期投資が不要で、所属する企業やコンサルティングファームの看板がなくても経験とスキルで仕事ができます。

また、自由な働き方ができることもフリーランスを選択するメリットです。

自由な働き方の詳細は次の項目で解説します。

おすすめの案件マッチングサービス"MICHINORI"

フリーランスコンサルタントのメリット4選

フリーランスコンサルタントの主なメリットとして以下の4つがあります。

経験やスキルが活かせる案件を選べる

組織に所属していると上司から振り分けられた案件を担当するしかありませんが、フリーランスはどのような案件を引き受けるか自分で選べるので、経験やスキルを最大限に活かして働くことができます。

能力が発揮できるだけでなく、苦手もしくは不得意な案件は引き受けなくていいのでストレスなく、仕事ができることもメリットです。

収入アップを目指せる

組織に所属していた時より収入アップが目指せることもメリットの1つです。

組織に所属していると、組織の利益や運営費に必要な分が差し引かれた後、成果に応じたインセンティブがコンサルタントに支払われますが、フリーランスはクライアントと直接契約を結ぶので、売上が収入になります。

複数案件の同時進行、高単価の案件獲得など、努力次第で大幅に収入をアップすることも不可能ではありません。

仕事に集中できる

組織に所属していると組織の方針に従う必要があります。

クライアントの課題を解決する最適な方法があっても、上層部が認めなければ実行できません。

ノルマや締切などクライアントの意向ではなく、組織の都合で働かなければいけないこともありますが、フリーランスは自分が納得できる働き方ができます。

上司や先輩に雑務を押し付けられることもなく、コンサルタントの仕事に集中できるため、クライアントに満足してもらえる仕事がしやすくなります。

クライアントから重宝されやすい

フリーランスのコンサルタントは、クライアントから重宝されやすいというメリットもあります。

コンサルティングファームなどに依頼すると、コンサルティングファームの利益や運営費などが上乗せされて、費用が高くなります。

対して、フリーランスは運営費などの上乗せがありません。

コンサルティングファームと変わらない効果が得られるなら、フリーランスに依頼した方がクライアントにとって経済的なメリットがあります。

また、クライアントが満足する成果を出せば継続案件の獲得や、他の企業を紹介してもらえる可能性も出てきます。

フリーランスコンサルタントのデメリット2選 

メリットがあれば、デメリットも存在します。

次にフリーランスコンサルタントのデメリットを2つ紹介します。

自分で案件を獲得しないといけない

フリーランスは自分で案件を獲得しなければいけません。

組織に所属していた時の人脈を活かした案件獲得は可能ですが、人脈に頼った案件獲得には限界があり、新規のクライアントを開拓しようにも個人事業主との直接取引を行っていない企業もあります。

また、実績に自信があっても、クライアントに求めるレベルに達してないと判断されることもあり、営業スキルがないと安定して案件を獲得することが難しいことがあります。

社会的立場が弱くなりやすい

フリーランスコンサルタントは、クライアントとの立場が弱くなりがちです。

不利な条件での契約や何らかの理由をつけられて、報酬の削減や支払われないこともあります。

これは、フリーランスコンサルタントに後ろ盾がないために起こる問題です。

フリーランスコンサルタント向けのマッチングサービスを利用すると、これらのトラブルを回避して仕事に集中できる環境が作れます。

まとめ

コンサルタントはなぜ人気が高いのかについて解説しました。

数多くのキャリアパスの中でフリーランスコンサルタントに魅力を感じた人はいませんか?

企業との"良い縁"の場をつくるマッチングサービス「MICHINORI」では、さまざまな案件を紹介しています。

コンサルティングファームが運営している「MICHINORI」では継続した案件紹介とサポートが可能です。

フリーランスの悩みの1つである案件獲得に悩む必要がなく、仕事に専念できる環境をつくることができます。

フリーランスコンサルタント経験者が運営メンバーに在籍しているので、経験者としてのアドバイスも可能です。

フリーランスコンサルタントとして活躍の場を広げるために「MICHINORI」のサービスをぜひ、ご活用ください。

関連記事

日系コンサルティング会社とは?おすすめの会社一覧も紹介

関連記事

常駐型コンサルタントはつまらない?働き方のメリット・デメリットも紹介

関連記事

PMOコンサルタントはつまらない?やりたくない?向いている人とは